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シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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シンガポールでパスポートの更新をしたので具体的な申請方法を書いていく。

どうも、そろそろ就労ビザの更新を控えておりますXin(しん)です。海外で命の次に大切なものといえばパスポート、か金か愛。就労ビザ更新に伴い、パスポートの更新をする必要があったので先日済まして参りました。

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海外在住の方々は小さい頃から海外にいたという人も少なくないと思うんですが、実は自分は海外初心者組。パスポートの更新は生まれて初めてです。先ず何から取り掛かればいいのか、どれぐらいの期間が掛かるのか等、何も知りませんでした。

なので今回は、パスポートの更新方法を自分なりにまとめていこうと思います。結論から言うとPR(永住権)申請と比較するとちょろすぎましたが・・・。

シンガポール人のパスポートは期限が5年と一択。しかし日本人はパスポートを更新する際は5年か10年か選べます。ほんま有難いです。もちろん自分も10年で更新してきました。

更新するには理由が必要

自分はパスポート更新はしたい時にできると勘違いしてたんですが、更新するには理由が必要です。在シンガポール日本国大使館のホームページによれば、通常パスポートの更新には以下の申請理由が必要とのこと。

  • 有効期限が1年未満になった。
  • 旧タイプの旅券をIC旅券に変更したい。
  • 査証欄に余白がない、又は残り少ない。
  • 旅券が損傷した。(洗濯した、汚れた等)
  • その他

HPには発行まで4日間必要と書かれてありますが、申請した日を含めて4日間です。なので祝日をまたがなければ、月(申請)→木(受取)、火(申請)→金(受取)という流れになります。

ちなみに職場のフィリピン人の同僚もビザ更新前に慌ててパスポート更新してたんですが、何とフィリピン大使館では、申請してから受け取りまでには1ヶ月間も掛かったとのこと。というのもフィリピンはシンガポールでの発行ではなくフィリピンから送ってもらうスタイルだから1ヶ月もかかるらしいんです。

シンガポールという海外でも日本人にとってのサービスだけが便利すぎる。海外在住者として、これが当たり前ではない(むしろ4日でパスポートができるのは異常)と思うくらいが丁度よいと思います。

パスポート申請

パスポート申請に必要なものは以下です。 

  1. パスポート発給申請書
  2. 半年以内に撮影した写真1枚(4.5×3.5cm)
  3. 使用中のパスポート

パスポート発給申請書について。これは大使館でも取得できますが、パスポート申請書ダウンロードで項目を入力してダウンロードした方が楽でした。 大使館でもらえる申請書はカラーで自分がダウンロード、印刷したものは白黒だったんですが、特に問題はなさそうでした。申請書は用意していった方がスタッフさんもラクチンだと思うので、事前に用意していったほうがよいです。

半年以内に撮影した写真1枚(4.5×3.5cm)について。これは シンガポールのモール内に入ってる写真屋さんを利用するとよいです。撮影したあとニキビやシミなんかをデジタルで綺麗に加工してくるところも結構あります。やり過ぎはあかんと思いますが、何せ5~10年使うもんですから写真うつりがよいものを使いたいですよね。

自分は以前住んでいたエリアでお気に入りの店があったので、そこへ撮りに行きました。クチコミサイトのYelp(シンガポールのおすすめ写真屋さん)でよいレビューが付いている写真屋さんなら外れはないと思います。

日本国大使館の場所

大使館の住所は「16 Nassim Road(郵便番号:258390)」。オーチャードエリアの少し外れです。

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最寄り駅はオーチャードですが、MRTの駅からは10分以上歩きます。

一応、バス番号 7, 36, 105, 106, 111, 123, 132, 174, 502が「Nassim Road」の目の前まで停まるそうですが、大使館周りにはバス停はないです。結局Grab Taxi、Uberなどのタクシーを使って行くのがいいのではないかなと思います。

自分も職場からUberを使いました。車に乗って行き先伝えたら運転手さんに「入り口の目の前までね、日本人大使館は中に入れてくれないから!」と言われました。日本大使館はずいぶんとお高くとまってるからさ!そんな風にも聞こえました。

確かに、申請が終わって敷地内から出てみると、セキュリティが厳しすぎる印象を受けました。たとえばタイ大使館は誰でも簡単に敷地内に入れるのに、日本人大使館て何様。ここシンガポールだからセキュリティなんて厳しくしても意味ないのに。

とにかく大使館に入る前はEP,SPASS,パスポートなどのIDを見せて、日本人だと確認するまで入れてくれないような雰囲気でした。

大使館内は撮影禁止。中に入ると順番待ち用の発券機があります。2つボタンがあって一つは「証明書、届出、選挙他」、もう一つは「旅券申請、受取、増補」のためのボタンです。ま、日本人ならどっちを押せばいいか分かりますよね。

パスポート受取り

パスポートの申請が終わると、こんな旅券引換書がもらえます。ご丁寧に取りに行く日付まで書いとります。

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受取に行くときの持ち物は、この旅券引換書と更新代金だけ。

  1. 旅券引換書(上の写真のやつ)
  2. 更新手数料:SGD200.00/SGD135.00/SGD75.00

更新料は上記の通り3種類。10年パスポートはSGD200.00、5年パスポートはSGD135.00、12歳以下(5年パスポート)はSGD75.00です。

事務処理のために穴を空けられた旧パスポートと新パスポートをもらって、記載事項に誤りがないか確認して、更新手数料を支払って終了。余裕でした。

受付時間と休館日

受付時間は以下の通り。休館日は基本的にシンガポールの祝日に従うみたいです。

  • 午前:8:30 ~ 12:00
  • 午後:1:30 ~ 4:00

最初はずいぶんと早く終わるなと思ったんですが、職員さんが5時までに仕事が終わらせて帰れるようにするためには、受付が4時にクローズする必要がある。これは最重要事項。

そんな訳で、普段オフィスアワーに仕事をしとるサラリーマン、サラリーウーマンはMC(病休)なりAL(有給)なりとって更新に行く必要があります。それを除けば、こんなクドクド書く必要もないようなシンプルなプロセスでした。