SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

台湾旅行(27)- 台北101 - 中国人はブランド志向なのです。

ひたすら買い物が終わるのを待ち続けた。

饒河街観光夜市を後にすると、またもやタクシーを使って今度は台北101に向かうことになった。正直この時まで台北101が如何なるビルなのか知らなかったので中に入ってその内容を知る事になった。

台北101は中が世界の高級ブランドで埋め尽くされている高層ビルだ。ブランド好きの女性にとっては、まさに天国なのだろう。

台湾に到着して空港で両替したきり、手持ちが少なく心もとなくなってきたので、ここでTWD6000.00程お金をおろした。(何も買う気ないけど・・・)

レイ「お店見てきていい?」

シオン「私も見たい。」

Xin「いいよ、お好きに。」

 

折角なので一緒に入ることにした。

案の定こういう店には日本人も沢山いた。値段はどれもこれも日本円で数万円単位のものばかり。お金持ってるシンガポール人の女友達と、こういう店に入る時でも言葉の通り、ウィンドウショッピング(見るだけ)になることが殆どだけど、シオンとレイは本気で試着して買おうしている様子だった。

レイ「ここはダメね。次に行こう。」

シオン「そうしよう。」

今度は服の試着がはじまった。

レイが試着している最中。

 

シオン「ごめんね。Xinも何か見たいものあったら、見てきていいよ。」

Xin「あ、大丈夫大丈夫。気にしなくていいよ(ブランド興味ないし、男性向けの店自体が少ないし・・・結局何を買うのか気になる;笑)。」

ここでも、決まらずまた次の店へ。その後も靴やら服やら鞄やら沢山の店をまわった。

シオン「ほんと待たせるばかりでごめん(汗)Xinも好きなところ行ってきたら?」

Xin「う~ん。だって、そんなに1時間も2時間も掛からないでしょ?」

シオン「いや・・・ 1時間も2時間も掛かると思う」

Xin「( ´Д`)・・・・了解。じゃあ、その辺ぶらついとくわ。」

シオン「うん、また後でね。」

なぜ中国人はブランド好きなのだろうか?

気になったので外に出てきて、ネットで調べてみた。ネットには大体このような理由が述べられていた。

・中国では偽物が大量に出回っているため、中国人は、海外のブランド店なら安心だろうと海外で購入する傾向がある

・中国人は非常にメンツを気にする特徴があり「俺、私はこんなに高いブランド品を買う財力があるのだぞ」という事を周囲に示すため

なるほど・・・格差が激しく偽物が大量に出回っている。中国ならではなのかもしれない。思わずシンガポールでの友達との会話を思い出してしまった。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

公共の場での日本語の乱用には要注意

もちろん個人差はあるものの、ブランド志向であるかどうかは中国人とシンガポール人の大きな違いの一つだ。

では、日本人のブランド志向は、どのようにして説明できるのだろう。ネガティブな情報ばかりがネット上に溢れていた。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

日本人はブランド品大好き

「ブランド品なんて誰が一番初めに考えたんだろうか?」

「ブランド品を一番初めに考えた人は金持ちになっただろうな。」

台北101の周りの景色は上の空で、どうでも良いことばかりを考えていた。

1時間半ほど経ったころにシオンから電話が掛かってきた。

シオン「今どこにいる?」

Xin「入ってきた入り口の前にいる。」

シオン「ごめんね、今レジの前にいて支払い済ませてるところだから、あと15分くらいしたら合流できると思う。」

Xin「了解、ごゆっくり。」

シオンとレイと合流し台北101より地下鉄へ向かう。

二人が購入した戦利品?

 

Xin「何買ったの?」

シオン「靴、レイと同じやつの色違いを買った。」

Xin「へぇ、いくらした?」

シオン「えっと、TWD8000.00(3万2000円)くらい。」

『が・・・学生の身分で ( ´Д`)?』とは思ったものの、同じ品を彼女たちの地元で買うと相当高くつくらしい(台北101が安くてお得?)。

 

Xin「最近急激に増えている、日本へ大量に物を買いにくる中国人って、きみたちの事だったんだね。」

シオン&レイ「あははは(笑)」

シオン「ところで、Xinが泊まる部屋は何階で何人部屋?」

Xin「2階、4人部屋だよ。」

シオン「私たちが泊まる部屋は5階で8人部屋なんだよね。何故か男性もいる部屋になっちゃったの(泣)」

Xin「その部屋(一番安い部屋)、初日に泊まったわ。ま、ここは台湾だし、スタッフも24時間いるし、大丈夫でしょ?」

シオン「うん、まあね。でも、宿に着いたら相談してみる。」

Xin「うん、そうしてみたら良いと思う。スタッフの人親切だから、何とかしてくれると思う。」

シオン「うん (´∀`)」

でも、思ったんだ。「そんなに金があるなら、もっと高いホテルやホステルのワンルームに泊まれば良かったのに・・・」と。ホステルに戻った後は、2人とフェイスブックを交換して別れ、その後会うことはなかった。広西省も素敵な所らしいので、いつか行ってみよう。

次の日は、ベタだけど楽しみにしていた「九份」に向かいます。