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シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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カンボジア旅行(22)-まとめ-

2014年6月1日。

ちょうど今から一ヶ月前シンガポールに戻る航空便の中で思った感想。

カンボジアは思いのほか、しっかりしている国だった。まだ発展途上にあって、汚職も多いけど、その問題を解決すべく反汚職ユニットが活動していて汚職の抑止力となっている。

 

国全体の教育水準はベトナムやタイと比べても劣るけど、英語コミュニケーション力に限っては他のアジア周辺国と比べても高い。クメール語の発音が英語のそれと似ているし、国内には沢山の外国人がいるからだと思う。言語の習得は教育水準よりも、周りの環境に影響されることが実感できた。

 

カンボジア人の基本的な性格は、日本人のものとよく似ていると思う。気遣いができて、優しくて、おとなしい。プノンペンの人は、外国人だからとボッタクろうとする人が、他の周辺アジア諸国と比べて少ないと感じた。

Angkor Wat, Cambodia

 

旅の途中、欧米文化が大好きなダニットが、このように言っていた。「タバコはダメとか健康に悪いとか、飲み屋でで外国人の隣に座ったりしたら妊娠しちゃうとか言う典型的なカンボジア女性は大嫌い。」たぶん女性は一般的に保守的で奥ゆかしいんだろう。

 

カンボジアのグループに混ざって行動してみて、特にうれしかったことは、彼らの自分に対しての対応だ。外国人だからといって特別視されることがなかった。同じ国民に対するかのように接してくれた。

 

全体として、カンボジアはすごくいい国だと思った。ビジネスをする為に、様々な国の人がカンボジアにやってくる理由が分かった。

 

唯一心残りなのは、旅行前に聞こうと思っていた、猫ひろし事件について聞きそびれたこと。カンボジア国民を侮辱するかのようなあの件について、ローカルはどう思っているのだろうか。FacebookでもInstagramでも、彼らと繋がっているので、気が向いたら聞いてみることにしよう。