SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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当ブログ「SINLOG(シンログ)」がアジアマガジンに掲載されたので海外就職について思うことを書いていく。

どうも、シンガポール在住貧民「現地採用」のXin(しん)です。

当ブログはかつてコンタクトフォームを設置してました。しかし、ひとたび連絡きてやりとりをはじめると、日式の「ご連絡ありがとうございます / お世話になっております」から「よろしくお願い申し上げます」にいたるまでのメールがほんま面倒くさくなる。

英語でも日本語の「よろしくお願いします」に当たる「Thanks and Best Regards」のような言い回しがあるのだけど、英文メールだとサクッ要点だけど伝えて終わらせるのに違和感がないし、日本語みたいに回りくどく書く必要もない。

なんで日式メールはこんなに面倒くさいんやろか?連絡したいんやったらツイッターのダイレクト・メッセージ(DM)で連絡くれ!

という事で数年前にコンタクトフォームを廃止し、プロフィールの横に「ご連絡は下記ツイッター経由でお願いします」と添えることにした。ツイッターのアカウントを所有していない層は連絡してこなくていい。

こうする事によって回りくどい返事が必要な連絡が劇的に減った。自分が最も嫌いな「シンガポールで日本人同士の婚活。やっぱり日本人同士が分かり合える!」みたいな広告を出しそうな婚活関連業者からの連絡も来なくなった。

ふとそんな平和な日々を送っていたさなか、なんと最近ブログのコメント欄で連絡してきた業者がいる。それが今回のメイントピックである「アジアマガジン」である。

アジアマガジンとは!

アジアマガジンとはこんなマガジンらしい。

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海外就職を実現するためのWEBマガジンです。アジアでの海外就職情報やアジアビジネスに特化したオリジナル情報を発信しています。

アジアで働くための海外就職の方法について発信する最強のWEBメディアを目指しています。まだまだアジアビジネスで成功する日本企業も少なく、横の繋がりで情報共有もされていないと感じています。オールジャパンの精神で日本人が世界中で活躍していく支援をしていきたいと考えています。

https://asia-magazine.com/

つまりアジアで働きたい日本人向けの転職業者のための宣伝サイト?

2015年創業の若いベンチャー企業だけど、転職業者そものもが利益率も高く、この会社は宣伝も上手いと思うから成長も見込める。アフィリエイトもやってるし相当の手練でもある事もサイトを見ればすぐ分かった。

結構な頻度で更新されているし、いろんな人を巻き込んでの拡散が上手い。当ブログに対してもシンガポールの生活に関するメールインタビュー協力依頼だった。

しかしコメントがついた瞬間「どうしたものか?」と一瞬ためらった。

海外就職情報を発信すべきか?

数年前の自分なら、この依頼は断ってたかもしれない。

なぜなら、自分がシンガポールに就職した時は、今のように沢山のアジア就職に関する情報はなかったし、自分は日本人が集まりすぎる場所に抵抗を感じるからだ。

自分が初来星した2011年頃と比べシンガポール在住日本人は随分と増えた。

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Embassy of Japan in Singapore

それと同時に、現地での「日本人の日本人による日本人のためのサービス」が増えすぎて、少し息苦しく感じていた。特に日本との収入格差が激しいヘアサロンは急激に増えたと思う。

海外就職の魅力を発信する価値はあると思うし、それで救われる人もいるかもしれないけど、これ以上シンガポールに日本人が増える助力をしてもな。こんな好き勝手な事ばかり書いてる個人ブログが情報発信したところで、その影響力はゼロか微々たるものだし、意味ないよね。

内心あまり日本人増えてほしくないと思ってたし、何より「自分は海外で好き勝手な生きてるし日本にいる人の事は知らない」というスタンスだったのだ。

だけど、この辺りのツイートをしてかくらいだろうか。意識が少し変わっていった。

マアノジャクな性格な自分はワリとマジで「クソめやってられるか、こんな職場!苦しんでる若者が皆海外に出て、お上を一泡ふかせてやる!」と思って海外に出たクチである。

しかし、いざ自分が海外就職して現地で転職もして、ある程度満足できる状態になった現在。このような情熱を忘れてしまっていたのかもしれない。

それに、海外就職万歳情報はすごくありきたりだし、そういう事を書くと、少なからず(ブラック経営者?ブラック企業社畜から)ヘイトが増えそうだ。そんなの面倒くさい。

だけど、そんな事はもうどうでもいい。

今後は時折「海外就職はいいよ!特にシンガポールは良いよ!」というスタンスで時折情報発信することにした。

だから、アジアマガジンの申し出も引き受けた。

就職国は汚職度数で決めて欲しい

特にアジアで就職を考えているならシンガポールはマジでオススメだ。

自分が数ある海外の中で、なぜシンガポールで働くことにしたのか。大きな理由は以下である。

  • 汚職度数が低い
  • ビザが取りやすい(当時は)
  • バイリンガル教育国家
  • IT先進国家である
  • アジアの国である

なかでも最も自分が重視する点は、ハイライトした「汚職度数が低い」という点だ。

日本の政治は汚い。日本では金持ちがもっと金持ちになり、一般労働者は仮想通貨でも買って一攫千金でも当てない限り、這い上がれないシステムになっている。

多重下請け構造により何回にもわたり給料がピンハネされ、実際に振り込まれる労働者の給料は受注額の半分にも満たない。さらにそこから国税や住民税が引かれ、しかもその税金は年末恒例の無意味な道路工事に使われて土着クズが経営する土建屋に流れる。

https://shishimong.com/

だけど汚職という点では日本のお隣の大国である「中国」はもっとひどいし「ベトナム」「インドネシア」「カンボジア」などの途上国に至っては目も当てられない状態だ。

こういった途上国出身のシンガポール在住者のなかには「なに日本人駐在員それオイシイの?」というレベルの大金持ちが稀にいる。

せいぜい良くて月収5万円の途上国で、何故そんな大金持ちが出てくるのか。

全ては政治が腐敗しているからだ。麻薬、人身売買、性風俗業など様々なビジネスに絡めて一握りの政治家・役人・軍人が富を独占する世界。

そういった途上国で働くということは、たとえ僅かな金額であっても、消費税や所得税を通して途上国大富豪を援助するということになる。

日本の「クソったれお上にお金献上システム」が嫌で日本を出たのに、その程度がもっと酷い国で働き税金を納めるような事があってはならん。日本人の就職先として人気の「タイ」も例外じゃない。

もし自分がシンガポールから全ての種類のビザ取得をリジェクトされたら、たぶん以下のリストを参考にして次の就職国を決めるだろう。

腐敗認識指数 国別ランキング

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https://www.globalnote.jp/post-3913.html

特にアジアでは、シンガポールや香港の経済成長が凄まじいと言われる。

だけど逆に言わせれば自分は「国家がふつうに税金を集め、普通のモラルで、普通に国を運営すれば、どんな国だってシンガポールや香港みたいに豊かになれる」と信じている。

シンガポールや香港がすごいんじゃなくて、日本以下汚職度ランキング20以下の国々が酷いだけ。

なので、海外就職を考えている読者のみなさまに置かれましては、アジア限定ならぜひシンガポールか香港での就職をオススメします。

両国とも給与水準が高く所得税が低いタックスヘイブン。頑張って切り詰めれば日本なんかよりも断然お金が貯まりやすいです。

アジアマガジン ❘ インタビュー記事

これが今回のインタビュー記事です。

そして、これがアジアマガジンを運営する「株式会社BeGlobal」が運営している求人サイト「アジアダイレクト」。

自分はJACリクルートメントを使って、先ずは在シンガポールのブラック日系企業に就職。給料が上がらないことに苛立ちを覚え退職後は、モンスターという転職マッチングサイトにも登録したけど、最終的には友人の紹介で現在の外資系に就職しました。

海外就職なんて行動力さえあれば誰でもできる。日本で悶々としている人は、ぜひシンガポールか香港での就職を検討してみてください。アジア限定でなければニュージーランドも気になります。