SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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理想の夫はATMではなく精子バンク?結婚と子作りは分けて考えるべき。

結婚にはあまり興味がないけど、少し子供が欲しくなってきました。

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シンガポールでは、お手頃な費用でフルタイムのメイドさんが雇えるので、独り身でも日本ほど、子育てに苦労しなくて済むと思う。

「片親で育てる?子育てはそんなに甘くないんだよ馬鹿者!」

分かってます。あくまで日本と比較して子育てがしやすそうなので、子供が欲しいという気持ちが芽生えてきた、というだけの話。

同じような考え持ってる人は結構たくさんいるんじゃないかな?

検索したら一発で見つかりました。しかも実践している人も相当数いるようで驚き。女性やけれども・・・。

これはもはや結婚と言えるのだろうか。少なくとも新しい結婚の形だと思う。昨今世の中は「結婚しろ」という圧力がすごいけど、別に国は結婚が少なくて困っている訳じゃなくて、子ども(将来の労働力)が少なくなるから困ってるんでしょ?

結婚と子作りを分けて考るべき

収入が少なくて女性を養えないから結婚できない男性が増えた一方、社会に出て経済力の出てきた女性は男性を必要としなくなった。だから結婚が減った。これは今や誰もが気づいていること。バリキャリ女性にATM夫は必要ない。

それでも尚、男は外で働き女は家を守るみたいな古き結婚を望むなら、経済力のある女性から仕事を取り上げて、無条件に男性全てに女性や子供を養えるような給料(最低年収600万くらい?)を与えるくらい無茶苦茶な施策をしない限り、従来の結婚は増えないと思う。もし、自分がバリキャリ女性で、そんな施策をされたら国会議事堂に火をつけると思うけど。

これとは逆に安部総理は女性の社会進出を応援して、結婚を減らす施策をしてる。実際に女性の社会進出はお上の望む通り増えている。 

でも、だから結婚数が減ってる。収入があって一人でもやりくりできる女性が、彼女たちより収入が低い男性と結婚を望はずがないから。

じゃあ結婚せずに子供だけ持てば?

これ何の数値だか分かります?

・アイスランド 61

・エストニア 58.4

・ブルガリア 57.4

・ノルウェー 54.9

・スウェーデン 54.5

婚外子の割合です

欧米で急上昇する「婚外子」の割合 出産はもはや「結婚した女性の特権」ではない? | キャリコネニュースより。

見ての通り福祉大国として有名な北欧の国々。制度の整った先進国では、既に結婚なんていう制度は崩壊してます。

「人は何れは結婚して子供を持って然るべき」という考えが当たり前の今の日本社会。だけど、これは夫婦が結婚して、子供を一人作れば達成されてしまう。仮にみんな結婚して一人だけ子供を作ったとしたら合計特殊出生率は1.0%になり、人口は半減します。

でも、そうじゃなくて・・・

「人は何れは(結婚しようがしなかろうが)子供を持って然るべき」な社会を目指して、みんなそれを達成できれば、合計特殊出生率は2.0%となり、現状維持できます。「みんながそれを達成」なんて不可能だけど、目指すことはできるんじゃないだろうか。

今の社会でこのような考え方は偏見があるだろうけど、少なくとも「婚外子」に対する制度的な差別があるのはどうかと思う。

経済的にも時間的にもゆとりがあって、子供が欲しいと思っている人には、結婚していなくても子供が作りやすい社会になればよいと思う。

「子どもが欲しい」と思わされる切っ掛けになった動画

父子家庭の公的支援のために悪戦苦闘するお父さんのドキュメンタリー。

内容も素晴らしいけど、それより「子ども達がめっちゃくちゃかわいい」。

子供がかわいいからと言って甘やかすのではなく、家庭の経済状態を包み隠さず子ども話し理解させて、家族一丸となって次のステップを目指す。このお父さんの教育がすご過ぎて度胆抜かされました。

「やはり、ひとり親で子どもを育てるとなると、これぐらいしっかりしていないとだめなのか、到底真似できない」と実感して、やはり自分は子供を持つには未熟すぎると納得するのでした。