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シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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シンガポールの中秋節 - 神様やりたい放題。

今年の中秋節(中秋の名月)は9月27日。つまり、本日がそれに当たります。

 

中秋節(中秋の名月)

お家の人たちと一緒に過ごす日。この日は、お庭にお供え物をして、月餅や果物などをほおばり、お祈りします。

若い人は、月明かりで踊ったりして恋人を見つけ楽しむらしいですが、シンガポールにて月明かりで踊ると「なんかあいつ、頭おかしいんじゃね?」と思われるので、踊りたい場合は、ちゃんとクラブに行きましょう。恋人探しの場合は、月明かりは我慢しましょう。

 

中秋節(中秋の名月)の由来(神話)

昔々、空には太陽が10個もありました。凄く暑くて作物は枯れ、川も干し上がり、人々は困りました。

そこで現れた救世主がゲイ(gay)。弓の名手であるゲイは9個も太陽を撃ち落としました。イケメンに違いない。

怯えた残り1つの太陽は「早朝にのぼり、夕方に沈め」というゲイの命令に大人しく従い、現在のような理想的な気候になったわけです。

その後、ゲイは奥さん(ちゃんと女性です)と仲睦まじく暮らしたのですが、ある時ひょんな事から不死の薬を手に入れてしまいました。

ゲイはその薬の保管を奥さんに頼みましたが、なんと奥さんはその薬を飲んでしまいました(そりゃ飲むわな)。しかし、なんとも摩訶不思議。薬を飲んだ奥さんは、月にあるという宮殿「広寒宮」へ誘拐されてしまいました。

猟から戻ってきたゲイは泣きました。誰が教えたのかは定かではありませんが、奥さんが月に行ってしまったと聞いたからです。ゲイは、お庭にテーブルを置いて、奥さんが好きな果物を供えました。

それを見た人々もゲイに右倣え(日本人かよ?とツッコみたくなるね)。みんなお庭にテーブルを置いて果物を供えるようになりました。ゲイの奥さんを記念するために。

 ちなみに、ゲイの名前の綴りが「gay」であったかどうかは、定かではありません。

 

正直今まで、「中秋節=月餅食べる日」ぐらいの認識しかなかったので、調べて脚色して書いてみました。(どれも小難しく書かれてたので・・・)


チャイナタウンの中秋節ライトアップ

毎年この時期になるとシンガポールのチャイナタウンでランタンがライトアップされます。今年はマーライオンもいました。

マーライオンの後ろ姿。

提灯。

SG50。

かき氷。

裏手。

月餅(SGD2.00でした)。

ゲイの奥さん嫦娥。

画像引用元︰ウィキペディア

元々は中国神話の仙女だったそうで、人間界に降りてきた時に不死になったらしい。そこでゲイの持っていた不死の薬を盗み飲んで、月に逃げたとか。道教では月神として崇め奉られているらしい。

 

個人的な感想

嫦娥。かなり身勝手な人(神様?)だと思う。未だにこんな風に、お祝いされているのが腑に落ちない。

でも、神様なんてこんなもんだよね。特にギリシア神話のゼウスなんてその代表格。片っぱしから人間界の女を物色して、変身して近づいて、パコりまくり子孫を沢山残している。

そして、よく我々が見るような西洋映画の主人公(例:ヘラクレス、アキレス)が、ゼウスと人間の間に生まれた子供だったりする。