SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」についてどう思うかシンガポール人に意見を聞いてみた。

凄い格好でインタビューを受けたと話題の野党のNSP(国民団結党)所属、Kervyn Limの話題にまで話が飛躍した。

画像引用元:https://m.facebook.com/ch8news/posts/1058616004156715

「ま、どんな格好していようが頭が切れて決断力があればいいじゃん」というのが自分の意見。この人、香港の大学の修士卒で、五カ国語を操れてモデルもしてたらしい。頭でっかちなだけじゃなくて良いんではないの。

という事は置いといて本題はこちら。

この20代の小学校の教員がネットで袋叩きにされていた件。

20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」(2ちゃんねるまとめ)のページを見て思ったんです。「自分もアホ、バカかもしれない」と。

「この質問は、そんなに馬鹿な質問?」と思ってしまったので。安倍ちゃんの安保法案に関する覚悟を聞いてるだけだと思ってしまった。

「ねぇ、この質問はバカなの?」(おれは、やはりバカなの?)

と誰かに聞きたかったけど日本人は概ね右寄りか左寄りで、こんな議論に決着など一生つかない。こういう話題に自分の意見を通そうと恐ろしいまでにしつこい。そこで、客観的な意見を聞くために日本に詳しいシンガポール人の友達に聞いてみました。

ブログよく読んでくれている人は誰か推測できると思うけど明記しないし日本語訳もいちいちつけません。


(質問がバカかどうかよりも、安倍ちゃんの回答に興味がある様子)


(安倍ちゃんの回答には「少し見下し口調ね」とのこと。馬鹿な質問かどうかは、質問者の尋ね方による、とのこと。)


(実は「社長だって、少なくとも工場で働く人の気持ちとか理解しないと、尊敬できないぜ」ということを伝えたかったけど、「白痴」の意味を加えたことにより「2chはいつもこんなんでしょ?」という流れに・・)


(日本人の性質は凄く悪意に満ちていて、匿名でのネット叩きが酷いという内容(正論ですね)。でも、どこの国にもある傾向らしい。)


(Hardwarezoneとはシンガポールの2chのようなもの。ここで「Kervyn Lim」の話が出てきます。凄い格好でインタビュー受けてて、シンガポールでは、娼婦とか言われているとのこと。それに対してシンガポールでは、どのように叩かれるのか?話は続きます。)


(シンガポールの2ch「hardwarezone」でも、日本ほど悪意に満ちた人はいない。ある程度シンガポール人は政府を恐れているから、批判的な書き込みはあるものの、程度は酷くない。)


(だけど、日本では(そういった言論を取り締まる?)規制が緩くて、匿名である限り言いたい放題だから怖い。日本人の集団の意見や発言は、時に相手(叩かれている当人)を死に貶めたいと、他の人にまで思わせたりする。戦争は悪意を増殖させるから、(集団意見に流される傾向が強い)日本人は、第二次世界大戦で勝ち進んだんだ、とのこと。)


(日本人は本質的に悪意に満ちている。シンガポール人は文句を言うけど、そこまでねちっこくない。だけど、日本人は文句を言って固執して、傾向を助長させようとする。)

凄く的を得ている意見だと思いました。何より友達が包み隠さずはっきり意見を書いてくれたのが嬉しかったです。しかも、この日本人が固執するという点は以前にリー・シェンロン首相が日中韓に対して言った内容にも通じます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
歴史問題で日中韓に異例の苦言 シンガポール首相

逆に、もしシンガポールが日本が昔行った華僑大量虐殺を、まだ根に持っていたとしたら、シンガポールはここまで急激に経済成長しなかったと思います。過去の過ちは忘れてはダメだけどサクッと固執せず切りをつけられるシンガポール人的思考は見習うべきものがあると思いました。

ただし、この友達の意見に対して一つ反論の余地があるとすれば「日本人は本質的に悪意に満ちている」という訳ではないと思うこと。基本的に糞真面目な日本人は、仕事や学校でストレスを溜めやすい傾向があるから、行き場のないストレスをネットで発散させざるを得ない人が多い。だから日本人が他人のミスなどを許容できるように心の訓練してストレスの原因を潰すべきだと思う。

昨日、日本で電車がとまったらしい。加害者の関係者のツイッターが、すごいことになってたけど実際に被害を被った被害者以外は、そこまで煽らなくても良いと思うんだ。煽る時間があるなら、お金儲けとか、恋愛とか、趣味とかに時間を使った方がずっと充実した人生を送れると思う。