SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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サイレント・ティー・バー「HUSH」に行ってきました。

以前「歩くために歩く瞑想活動」なるものに参加してから、スピリチュアルなイベントにはまっています。そんな自分にとって、うってつけのイベントをミートアップで発見しました。

サイレント・ティー・バー「HUSH」

名前の通りサイレントな環境でお茶を楽しむバーです。日頃のストレスから自身を解放させることを目的としたリラクゼーションスペース。特定の場所のお店ではなく、毎回場所は変わります。参加費用はSGD40.00(3,200円)。5時半、6時半、7時半の三つの部がありました。自分は6時半からの部を選択。事前にPeatix (ピーティックス)にて費用を支払いました。

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今回の場所はタンジョン・パガー、チャイナタウンから少し歩いたところにあるHerbal Oasis。近くにはシンガポール旅行者におすすめしたいティー・チャプターという中国茶が楽しめるお店もあります。

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バーに入ると言葉を発するのはほぼ禁止

会場であるHerbal Oasisがある2階に上がるとカメラ機材が・・・。先客の様子を取材しているようでした。「しっ静かに!!」。主催者が入ってきた参加者に促します。取材のためというより、先客が儀式に集中するためのようでした。 f:id:xinsg:20160226124519j:image

「癒されるために来たのに、声を発することさえ禁止されて、逆にストレスたまるやん!」

この時点ではこんなことばかり考えていました。

サイレント・ティーの流れ

先客のティータイムが終ると、スタッフさんがサイレント・ティーの説明をしてくれました。といってもスタッフさんはみんなサイレントのエキスパート、いわゆる難聴の方々でして、かなり聞き辛い発音と手話での説明になります。当然「何をしたら良いのか全然わからん!」という事態に陥ります。が、難聴でない方の説明も後に続きます。

サイレント・ティーには四つのゾーンがある。第一ゾーンは自意識の世界。第二ゾーンは自分と周りの人の世界。第三ゾーンは自分とコミュニティーの世界。第四ゾーンは全てをひっくるめた世界。そんなような事を仰ってました。具体的な指示というより精神的な案内がほとんど。

当時の流れはこんな感じでした。

葉っぱ選び

説明が終わるとHUSHのオリジナルブレンドティーからフレーバーを選択します。フレーバーは以下の4つあります。

Delectably Robust(快くたくましい)
Sweetly Intimate(甘く親密)
Undoubtedly Quirky(明らかに奇妙)
Freshly Tranquil(新しく穏やか)

もちろん筆者が選んだのはUndoubtedly Quirky(明らかに奇妙)です。名前もさることながら、香りが気に入ったんです。

選択したフレーバーをスタッフさんに渡すとスマートフォンが没収されてしまいました(泣)。自分だけの精神世界に入るため、その妨げとなる通信機器はいらぬということでしょう。

ティータイム

何も記入されていないメッセージカードを持たされ、スタッフさんの指示により学校の机のような席に着席しました。目の前には細長い石のお盆。お盆の上には、小さなロウソク、指示書のような小さな紙が乗っかっています。しばらくすると自分が選んだフレーバーのお茶が、石のお盆の上に運ばれてきました。

小さな紙には(自分が思い出せる限りでは)このような事が書かれていました。

大きく深呼吸を3回して、お茶を見つめてイメージしなさい。そして
目を閉じて心の中で以下唱えなさい。
May I be happy.
May I be safe.
May I be healthy.
May I be peace and ease.
May you be happy.
May you be safe.
May you be healthy.
May you be peace and ease.
May you be happy.
May you be safe.
May you be healthy.
May you be peace and ease.

May we be happy.
May we be safe.
May we be healthy.
May we be peace and ease.

正直このフレーズを唱えている最中は、この言葉の関係性ばかり考えていました。たとえば・・・

「safeじゃないけどhealthyだというのはありうる。healthyじゃないけどsafeだというのもありうる。でもsafeでなければhappyにはなり得ないし、healthyでなければhappyにはなり得ない。んじゃpeaceとeaseはどうだ?あ、何か一つでもかけたらhappyにはなり得なくない?」

といった感じです。本当にどうでもいいことばっかり考えていました。一段落してお茶を飲み干しました。お茶は、めちゃくちゃ美味しかったです。

お絵かき & カード記入

合図を出すとスタッフさんが大きな白い紙を持ってきてくれます。お盆の上に乗ったロウソク、小さいさな紙、お茶以外にも、机の上は以下のアイテムが並んでいました。

記入済メッセージカード。水と花が入ったグラス。お茶の染料が入った灰皿のような入れ物とテッシュ。

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(記入済メッセージカード)

染料を指に浸してイメージしたものを描きます。正直イメージしたものが無かったので気持ちに任せて紙の上をなぞっていました。

一通りお絵かきが終わると、次にはメッセージカードの記入です。写真の記入済メッセージカードを見ながらインスピレーションで感じた事を書いていきます。

「混沌・・・それは全ての人を飲み込むけど、全ての人を繋げるものでもある云々」みたいな事を書きました(まじ意味不明)。

共有タイム

以上でサイレント・ティーは終了。後はそれぞれ参加者が「何を感じた」か共有しました。特に何も感じなかったという人もいれば、相当なレベルのスピリチュアルな世界を体験したという人もいたようです。当然自分は前者の部類です。

綺麗な風景や花の絵を書いていたり、なかなかハイレベルな絵を描いた人ばかりでした。自分も昔は少し絵心があって、中学校の頃の美術の成績はオール5だったんです。染料を使っての絵なんてもう、かれこれ10年以上描いてないから、久々に絵を描いたわけですが、最後に自分が描いた絵をアップします。

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幼稚園児以下 (,,゚Д゚)

気持ちの赴くがまま指でなぞって、途中から「あ・・・少しカメに似ている」と感じて軌道修正を試みたものの時すでに遅し。サイレント・ティー・バーに行って、自分の画才が0(寧ろマイナス)であることが分かりました。