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シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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台湾旅行(18)- 台南→高雄 - 南国少年パプワくん?美人が少ない台湾第二の都市「高雄」。

「高雄」は・・・・どんなコンセプトの都市なんだ?

台南の朝・・・いつも通り早く起きて高雄行きの切符を買うため、台南駅へ向かった。

これで自強号にお世話になるのも三度目。切符の購入も手慣れたものだ。

お、今回は「No Seat」じゃない。


(高雄へ行くには新左營までの切符を買います)

プラットフォームで待っていると自強号(特急)ではない普通の車両が到着した。

ん?・・・女性優先車両か。

そういえば、台北のMRTにも女性優先車両らしきものがあったような気がする。こんな車両があるということは、そういう事をする男性が少なからずいるということだろう。そこまで日本人の真似をしなくても。

大好きな台南の写真を撮った後。

お目当ての自強号がやってきたので車内に乗り込む。

「Car.2 Seat.40」に向かうと既に自分の席は誰かに占領されていた。驚いたように謝って席を譲ろうとする台湾人。旅行中で精神的余裕があったので「旅行中で写真を撮りたいのでどうぞ」と譲った。たかだか30分足らずだし、ぜんぜん疲れていないし。

恥ずかしながらシンガポールでは気が向かないと席は譲らないし(譲るべき状況の時はもちろん譲るけど)、日本では譲ることはほぼ皆無だったのに(長時間通勤で自分の事で一杯一杯)、精神的余裕があるかないかで、こうまで違うものかと自分自身で驚いた。

新左營駅に到着した。席を譲った台湾人は「ありがとう」と言い残しにっこり笑って去って行った。思いの外感謝してくれたみたいで嬉しい。

「新左營」は新幹線も止まる大きな駅だ。田舎なイメージの台南とは違い、都会的な雰囲気。

高雄にはほんの数年前にできたらしいMRT(地下鉄)もある。


(ちとしょぼいですが・・・)

予約したホステルがある「三多」商圏に向かうためMRTへ。

それにしても。

MRTがシンガポールやバンコクのデザインと同じ過ぎて驚いた。絶対同じ会社が作っている。

そして・・・

人が少ない。(今日は土曜日なんですけど・・・)

でも、アニメ好きな人は萌えそう。

まるでシンガポールに戻ってきた気分。

「何かがおかしい・・・」とりあえず、新左營から三多商圏まで地下鉄を乗って感じたこと。

「美人がほとんどいない( ´Д`)」(人のことばっかり言えませんが・・・)

いや、本当に台中と比べて台南に来た後も「美人が減ったな・・・」と思っていたけど、高雄に来るとさらに一段とレベルが下がった気がする。

どのぐらいレベルが下がったのかをドラゴンボールで例えると。台北を「セル」、台中を「魔人ブウ」とするなら、台南は「フリーザ」で、高雄まで来ると一気に・・・「ドドリアさん」くらいまで下がったような気がする。

下手すりゃまだ美人が少ない国として有名なシンガポールの方がまだ、良いのではないかというくらい。「ここは本当に台湾ですか?」という思いだった。

※シンガポールに何故美人が少ないのか:シンガポールでは、中国の南部より港湾労働者として多くの人が働きにきていました。 これが苦力(クーリー)と呼ばれる人達です。苦力は主に男性ばかりでした。 当時苦力は独身というのが、通常でしたが、その内結婚したいと思うものも現れ、中国南部からは女性も来るようになりました。しかし中国南部からシンガポールまでの道中は長く、その間美しい女性は道中の港、港で次々寿下船。 シンガポールに着く頃には、美人は残っていなかったのです。 

もしやシンガポールと似たような理論で高雄には美人が少ないのかと思ったけど(みんな北から南下していった?)、自分の事は棚に上げて、他人のことを言い過ぎたのでここいらで控えます。高雄のみなさんごめんなさい。

だけど、高雄のみなさんの凄いところはMRTでガツガツ席取りをしないことだ。結構な頻度でMRTに乗ったけれど立っている人が沢山いるにも関わらず、優先席でもない空席がちらほらあるということが多々あった。(「みんな偉いね~」と関心している日本人旅行者の会話も聞こえてきたことがある。)

日本やシンガポールの人々にはない心の余裕というものを見せつけられた。そんな高雄MRTの「三多商圏駅」に到着。

ここは一体どんなコンセプトの駅なんだ?

この駅前を見て久しく存在を忘れていた「南国少年パプワくん」を思い出す。

そして、散策しつつホステルへ向かう。

確かに、美人は少ない。だけど、キャラクターがかわいいのは、台南と同じだった。台湾にはかわいいキャラクターをデザインするデザイナーさんが多そう。

突き進んで。

ホステルに到着したが扉が閉ざされていた。チェックインは確かに三時と書かれてあったけど、まさか中にも入れないとは恐れ入った。

キャリーケースを持ったまま観光はできない。調べたところ、この付近にもう一つホステルがあるようだ。別のホステルを探すとしよう。

またもやコンセプトがわからない高そうな金ピカホテルを通り過ぎ・・・(身分不相応というもの・・・ここには泊まれないな)。

駅の方向に戻る。

そして、先ほどのホステルとは逆方向に向かう。

高雄にも「こんな美女たちがいるんだ!」と思うことも忘れずに。

駅から約10分ほど・・・ようやく着いた。「D’well Hostel

二階のこちらではなく・・・

三階のこちらです。

事情を説明し飛び込みで来た旨をスタッフの方に説明。

 

スタッフさん「今日はもう一杯で空きはないよ。」

Xin「(*´Д`)・・・泣」

スタッフ「いや、ちょっと待って。調べてみる。」

Xin「( ゚∀゚ )」

スタッフ「大丈夫。ベッド一つ空きがあるよ。」

Xin「(´∀`)。めっちゃありがとう!」

 

この親切なスタッフさんの英語。「なんか聞き慣れた訛りだな~」と思い聞いてみたところ、どうやら彼も中華系マレーシア人なよう。台中で会ったジョンが言ってた通り、やはり台湾にも中華系マレーシア人が多いんだなと思いました。バイリンガルな彼らは旅人の強い味方です。

こちらもチェックインは三時からという事なので荷物をおいてシャワーだけ浴びて、その足で高雄観光に向かいました。