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シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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タイ旅行(12)-たくましきタイ人-

―2014年7月20日―

トゥイ絶賛のローカルバスでカオサンロードに到着した。少し腹ごしらえ。左のアンモーが食べているお好み焼きのような料理が気になり注文した。

いざ実物が来てみると、お好み焼きとは明らかに違う事に気づく。味は可もなく不可もないといったところ。

先程の食事のお代は払ってもらったからと、トゥイがドリンクを奢ってくれた。

ドリンク片手にトゥイの車に乗り込み、シティエリアに向かう。いまから、トゥイの友人(タン)とIBIS HOTELで待ち合わせる予定なのだ。

車が出発後、「タイ旅行(3)」で出し惜しみした「なぜトゥイがそこまでビジネスにこだわるのか」について思い切って聞いてみた。ちなみに、トゥイは自分よりも年上で子供が欲しければ、結婚はラストスパートな年齢だ。

 

Xin「ねえ、トゥイ。凄く失礼かもしれないけど、聞きたいことあるんだ。聞いてもいい?」

トゥイ「問題ない。全然いいよ。」


Xin「ありがとう。日本では夫婦や家族の生活費が男性の働き手だけで十分に賄える、とても景気が良かった時代があって、その時代に女性は専業主婦になる傾向が強まっていったんだ。その結果、もちろん全員ではないけど、景気が悪くなった現在でも、専業主婦になりたいという女性が増えてるらしいんだけど、タイではどうなの?トゥイはビジネスよりも結婚して、専業主婦になってしまおうとか思ったことはないの?」

トゥイ「昔彼氏がいたことがあったけど、別れてしまってからは結婚願望はない。いい人がいれば結婚するけど、いい人がいなければこのまま独身で生きていく。家には両親もいるから面倒も見ないといけないし。」

Xin「なるほど。タイ人女性はみんなトゥイと同じような考え方をしているの?」

トゥイ「大体同じだと思う。もちろん、中にはお金目当てて結婚しようとするタイ人女性もいる。タイ人女性が男性と結婚すると、男性側は自分の稼ぎがどうなっても、女性を不自由なく面倒見ていけるだけの現金を、女性に送金して、送金後はそのお金は事実上女性のものとなる。そうやって女性側の両親に一生面倒を見ると証明する風習がある。」

Xin「へぇ。それは、凄いね。」

トゥイ「だから、タイの場合は必然的に男性側は、経済的に女性側よりも上なのが普通。私も結婚するとしたら、学歴も経済的にも私より上の人じゃないと考えられない。でも、特に探している訳ではないし、男性に養ってもらうために、結婚するなんて怠け者みたいな考え方は嫌い。」

Xin「なるほど、それでビジネスに燃えているわけだね。」

トゥイ「そう。あとタイ人には年金がないの。」

Xin「えぇぇΣ(゚Д゚; )本当に?」

トゥイ「うん、だからタイ人は、みんな歳を取っても何かしらのビジネスをしようとする。生きていくために。私がしているVillaのビジネスも将来、満足に働けなくなった時の為の年金のようなもの。」

 

タイ人には年金がない。タイにはそもそも年金というシステムがない。この話は本当に衝撃だった。そうこうしているうちにIBIS HOTELに到着。

タンと合流して、BTS(高架鉄道) を利用して、サイアム方面へ方面へ向かう。

タイの混沌とした繁華街で飲みに行く予定なのだ。まだまだ夜は長い。

タイのパタヤにあるトゥイが経営するゲストハウスパタヤに旅行に行かれる予定の方、ご協力お願いします。

 Vattui Beach Villa Jomtien

トゥイが経営するドレス&アクセサリーショップ。ドレスだけではなく、普通の服も売っているとのことです。 

Vmk Tailor