SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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カンボジア旅行(9)-ストリートチルドレン-

2014年5月30日。
キリング・フィールドの観光終了。近くの飲食店で待っているトゥクトゥクドライバーの元へ戻る。ドライバーが発車するまえに、ふとある事を思いつき、発車を制止し確認した。

「この辺に、マスクは売ってる店はある?」

ここではマスクは必需品。塗装されていない道のりを、今からまた走ることを考えると気が滅入ってしまう。ドライバーが指差した方向にある店に入り、布製マスクを購入し無造作に頭に巻く。

 

その直後・・・背後に自分の服が引っ張られる感触がした。

ふと下を見下ろすと、小学生低学年ぐらいの女の子がいた。


女の子「ねぇねぇお金ちょうだい!」

 

ストリートチルドレンだ。彼女の後ろには、友達と思しき男の子達もいる。自分自身ある時から五体満足の子供には、無条件でお金を渡さないと決めている。どうしたものか。

もし自分が靴でも履いていれば、靴を磨いてもらいお金を渡すが、今はすっかけを履いている。自分にとって彼らにしてほしいことは何だろう。

 

そうだ!

























一緒に写真をとってもらい、その対価として金を握らせることにした(単なる自己満足)。これは写真代であること、絶対に皆でシェアすること強調して適当に女の子にお金を渡す。

「分かった。ありがとう。」

と言って、子ども達は一目散に、近くの飲食店に走り去って行った。

 

宿(バー)へ帰る途中。

もう少し具体的に、お金の稼ぎ方を教えればよかったかもしれない。なんて後悔したけど、所詮は自分自身の自己満足。

本当にこの状況を何とかしたいのであれば、実際にカンボジアに住み着いて、長期的に子どもたちを教育すべきだろう。

それもできないのに、とやかく言う権利は自分にはないと思った。