SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

ベトナム旅行(12)-最終日の朝-

旅行最終日の朝。午後5時には飛行機に乗って8時にはシンガポールに着く予定。そして、翌朝の8時にはオフィスに到着している頃だ。

たったの3泊4日だったけど約1年半ぶりの旅行で楽しかった。しかし、その時間も間もなく終わる。憂鬱な気分で歯を磨いた後、ホテルの共有スペースに行くと、やたらと社交的な青年が皆に挨拶している光景があった。

そういえば、ここのホテルを3泊4日、まるまる予約しておきながら、殆どダラットにいたので、このホテルに滞在してい人達のことは全く知らなかった。

例に漏れず、その青年は自分にも声を掛けてきてくれ軽く互いの素性を伝えあった。

彼はフィリピン人で、名前は「アル」。ベトナムで英語講師をしているらしい。互いにホーチミンを今日発つということで、一緒に朝食を取りにいくことにした。

ホテル近くのコーヒーショップにてサンドイッチを食べた後、ひたすら互いの国の文化とか、滞在している国の文化を話し合った後の会話。

アル「Xinおしゃべりだね?」

Xin「ほんとに?あんまり自覚はしてないけど。」

アル「人それぞれだけど、日本人は全体的にあまり喋らないイメージあるんけど」

Xin「うーん、そうなのかな。アルが日本語をネイティブ張りに話すことができるようになって、日本で沢山の日本人と日本語で話してみないと比較できないでしょ?それと、アルは日常的に英語学習中の人を相手にしているから、そう感じるんじゃないかな?いつも自分が一番喋る側でしょ?」

アル「確かに。でも、日本人は謙虚で大人しいイメージがあるから。」

Xin「ああ、そういった意味では、多分自分は例外(笑)そうだ謙虚で大人しくないついでに、英語の先生なら何かアドバイスほしい。」

アル「うん、了解。Xinはしゃべるのが早い。発音が完璧じゃない上にしゃべるのが早いから、伝わりにくい。」

Xin「あっ、そういえば昔、カナダ人のランゲージエクスチェンジパートナーに発音に特化して指導してもらってた時期があったけど、同じ事言われた。久しく忘れていたよ。確かに、適当にパパっと言って発音を誤魔化す癖がある。ありがとう、その指摘、 久しぶりに思い出した。」

アル「どういたしまして。シンガポールでもXinはそんな感じで英語を話してるの?」

Xin「ううん、ちょっと違うかな。アルはフィリピン人だから、今は自分の中でできうる限りジェネラルに話そうとしている。シンガポール人が相手なら、少なくとも彼らの息継ぎとかを真似しようとして話てる。その方が親しみ持ってくれるんだよね。」←(アルの指摘に注意してゆっくり話す。)

アル「ああ、そういうのは大事だよね。」

Xin「うん。実はシンガポールで初めて会う現地人と話す時も、こっちが外国人であることを意識して話してくれるかを基準にして、その人が自分にとって良い友達になれそうか判断してる。やっぱりそういった気遣いができるかどうかって大切だと思うんだよね。」 ←(アルの指摘に注意してゆっくり話す。)

アル「Xin」

Xin「何?」























アル「やっぱりXinがゆっくり話すと、すごく気持ち悪いから、さっきのスピードに戻して。」

























「 凸(゚皿゚メ) なんでやねんっ」

こんなノリの、初対面とは思えない会話も終わり、アルは1時にホーチミンを発つとのことで彼とは別れてホテル周りをうろついていた。

空港行きのタクシーが2時にホテル前に来るよう手配しているため、あまり遠くにはいけない。ホテル近くのイタリアンで、今回の旅行最後の贅沢を味わった。大好物のカルボナーラ

サイゴンビール

ひたすらビールをここで飲み続けた後、予定通り2時前にタクシーがホテル前に到着。その後、何のトラブルに遭うこともなくシンガポールに戻って参りました。