SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、投資、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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シンガポールの労働ビザ。ダブルワークで給料を差し押さえされた例。

どうも、ご無沙汰しております。先日友達から興味深い話を聞いたので、今回はその話を紹介しようと思います。

友達の友達はシンガポール在住歴6年。イギリスのアンモー(欧米人)の彼氏と付き合ったり別れたりして英語が達者で通訳の仕事をしているらしい。

Yvonne's desk

通訳の仕事といっても毎日非常に暇で会社に来てはネットサーフィンばかり、その割には結構な給料を貰っているとか。

「楽だし給料もいい、でも物足りない」

贅沢な悩みですが、そう思った彼女は通訳の能力と会社での暇な時間を活かしフリーランスの仕事を始めました。仕事は日本から受注していたようですが、フリーランスの給料もシンガポールの口座に振込みを依頼していたようです。そのため、勤務している会社から入る給料に加えフリーランスの給料もサラリーとして同じ口座に入金されていた状態。そして、ある日そのフリーランスの方の給料が差し押さえされたらしいのです。

シンガポールの一般的な就労ビザはEP(Employment Pass)やSパスなどと呼ばれ、これらのビザは会社に雇われる条件で発行されるもの。原則これらのビザで副業は禁止です。

転職の際も一旦ビザをキャンセルして会社が決まれば再度ビザを申請する。それがシンガポールにいる外国人の転職。EPを持っていればシンガポールでの会社の設立はできるらしいですが。

逆にPR(シンガポール永住権)には副業禁止などの制限がなくやりたい放題。だからPRは長期的にシンガポールに住みたい人にとって魅力的です。